ギリシャ, コルフ島へ
平成最後の旅(^^)
ギリシャの西、
イオニア海に浮かぶ
コルフ島へ行ってきました。
ギリシャでは、
ケルキラ島と呼ばれています。
美しい青色の海に囲まれ、ギリシャ人が最も住みたい島と言われるくらい人気があるリゾート地。
"風の谷のナウシカ"の名前の由来は、
ギリシャ神話に登場する島の王女"ナウシカアー"から…その島こそ、ケルキラ島だったらしいです!
旧市街は世界遺産にも登録されています。
偶然にも、コルフ島に着いた日(2019年4月27日)は、ギリシャのイースターの祭日でした。
私達は、全く知らずにいたのです。
空港から旧市街までの道がかなり混雑しており、ものすごい勢いの人混み!
警察もあちこちで手旗信号をしているし、駐車場もどこも満車で、道路の両側にもビッシリ車!
停める場所も無い!
こんな小さな島なのに一体何かあったのだろうか?
と思っていたら、ホテルの人が今日はイースターで特別な日だとの事。
所謂、新年のお祭りのような日だから混むのだと。
旧市街方面へ向かうと、あちこちで見かけるのが、赤色の陶器の壺⁈
皆さんこぞって買っている。
しかも、何故か道端で粉々に割れている破片が!!
疑問に思って、ネットで検索し、調べてみたら、なんと、コルフ島独特のイースターの風習では、この赤色の壺をメガロサバトの日(聖なる大土曜日)の朝、11時に鳴る教会の鐘を合図に、窓から投げ落とすのだそう。
この風習の起源は、イタリアのヴェネチアの新年の行事からきているとか。
昔は、元旦に窓から不要になった古いものを窓から捨てる習慣があったのだそうです。
私達が街に着いたのは、お昼の12時を過ぎていたので、壺割りは終了したあとでした。
壺を落とすサインとして、窓から赤色の布を出しておくとの事。
なるほど!よく建物を見ると、赤色の布がまだかかっているところがありました。
割れた破片は、持ち帰っても良いそうです!
旅の記念の新年のお祝い?に私も、小さな破片を一つ頂きました。
日本でも、2019年5月から、令和の新時代に突入しましたし、なんだか、新しい始まりが重なるようで嬉しかったです。
多分、私達家族も、今年の夏には日本へ本帰国となり、8年ぶりにいよいよ日本での生活が始まる予定です。
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