涙の不思議
喜怒哀楽によって
それぞれ、違う種類の涙が出ます。
実際に、各々の涙の成分や味には
差があるのだそうです。
それは、感情の刺激によって
ナトリウム濃度が変わったり⁈
例えば、
悲しみや嬉しい時の涙には
ナトリウム濃度が低くて
脂肪分は少なく、カリウム多目で
サラサラの薄味。
悔しさや怒りの涙は
ナトリウム濃度が高くて塩辛く
やや粘り気があり
ジワリと少量的に流れていくのは
血管が収縮されているから。
涙を流すことは、悪い事ではない。
ストレスに関連する
脳下垂体ホルモンが
涙と共に流れる為に、
泣くとスッキリ、ストレス解消?
副交感神経が働いて
心も軽くなり、
気持ちも落ち着いたりします。
年齢を重ねる度に
どんどん波脆くなり、
泣き虫になってきているような・・・
涙の種類も複雑化している
気もしますが、それはきっと
今迄生きてきている経験が
あってこそ。
取り分け美しい涙は
心の琴線に触れた時…
感動の瞬間、
自然と溢れ落ちる涙でしょうか✨
目の前に実際に起きたことに
対してだけでなく
想像の世界でも泣けてしまいます。
混沌とした心の中にある渦が
涙によって浄化されていくようで
泣くのも悪くないよね〜と
思えます。
泣いた後の
心の落ち着きや安らぎは
なんとも言えない心地よさがあります。
思い切り笑った時の涙も、
捨てたものじゃありません。
甘酸っぱいような、
爽快感と脱力感の混じり合う
不思議な後味が残って
これもまた悪くない。
何かを成し遂げたりした時や
願いが叶った時
達成感と共に流す
嬉し涙も甘い気がします。
どんな種類の涙であっても
結局のところ、
最後には、何らかの安堵を含む
幸福感には繋がっていく気がするのも
なんだか不思議。
人間だけに、
特別に与えられた
涙の種類の複雑さ。
涙の数だけ、心は強くなれるし
他者や周りの世界の痛みも知り
自分のことも、受け入れて
生きている証を都度
噛み締めている気がする。
泣けるって幸せなことだ✨
0コメント