無数の選択

大好きな脚本家
坂元裕二さんのドラマ
"anone"を見終わり
感じたこと・・・

みんな人生
色々な背景があり
誰もが皆
夢に描き
望んだ通りの順風満帆な
素晴らしいものとなる
とは限らない。

人には言えないような
辛いことばかりが
続くように感じてみたり
自分の人生を否定し続け
何かのせいにしたり
逃げたりすることは
見ないふりをするのは
簡単だけれど
それを自ら
被害者のようにして
誤魔化していても
現実は何も変わらない。

この世を恨んだり
自分の主義や権利主張を通し
生き続けていても
人は駄目になって堕ちてゆくだけ...

ドラマの結末では
それぞれ皆んなそれぞれが
生きていく上で
大切な何かに気づき
また自身の存在意義を見つけ
これからの人生を
しっかりと自分の意思において
責任をもってしっかり自立して
歩いていける強さを持てた時
自信と希望に満ちた輝かしい瞳で
前を向いていけるのだろう。

人間らしいって
生きていくって
そういうことなんだよね
と、思い出させてくれて
登場人物の中に自分の姿も
重ねてみたり
誰にでも、あり得るような
誰もが、持ち合わせている
人間の
弱さや強さ
潔さや汚なさ
表や裏
などなど
沢山の側面を
見せてくれ
考えさせられる場面が
いっぱいありました。

貴方も私も
この世においては
唯一無二の
素晴らしい存在です。

貴方や私が演じている
人生という舞台の
主人公は
本物でもあり
ニセモノでもある
貴方や私が創り上げた
幻想の世界にある
ほんの些細な一部かも
しれません。

唯一分かることと言えば
他の誰にも
貴方の人生や私の人生の
代役は務まらない
ということ。

そのこと
その、独自性
みたいなものを
それぞれが認め
大切にすることで初めて
他者の個性みたいなものを
受け入れて敬うことが
出来るのかもしれない。

世間一般の価値観とは
違うからといって
人の個性を否定したり
自分の独自を無視して
他者に合わせていくことが
必要とは限りません。

周りに無理に合わせたり
比べてみたりして
自分自身を卑下したりも
しなくていい…
自分の価値を認められない
気持ちを手放したら
ニセモノや本物に拘る
世間一般の価値観からも
解き放たれる気がしました。

ニセモノに中に生まれる
本物の価値に気づけたなら
どちらが正しいとか
間違いとかで
人の幸せをはかることは
出来ない真理の中に
求めていたであろう
最善の愛というカタチで
それぞれの心の中で
合致し満たされて
救われていくような・・・

私が求めていたはずの
本物だと思っていた
儚い幻想は
いとも簡単に消えて
ニセモノは要らないと
拒絶していた腕の中に
本物と変わらぬ輝きをもつ
純粋なカタチが
新たに形作られている、
それを発見した私は
欠けていたパズルのピースを
見つけた喜びみたいな
小さいけれど
完璧、いや、それを超えた
もっと嬉しい宝物を
持てたような。

無数の選択を経て
カタチ創り上げられた
私だけの人生は
沢山の相反する
矛盾だらけの物事が
見事にハーモニーを奏でる。

それで、良いのだ。
それが、良いのだ。













**Rosalita**巴花と奇跡を巡る旅

世界を巡る 旅人”巴花”が 奇跡を繋ぐ物語。 人やモノとの出逢い。 ご縁や創作が もたらす不思議な奇跡。 精油(エッセンシャルオイル)からのメッセージ。 植物の叡智が紡ぎだす 奇跡の数々を・・・ 貴方のハートへお繋ぎします✳︎